ここ2年ほどで天然ゴムの輸入が増加している。主な輸入先は、カンボジア、中国、韓国。関連企業によると、天然ゴムの価格が下落したことから、他の作物に転作するゴム農園が増えたことや、気候変動によるラテックスの生産性や品質への影響も要因となっている。
統計総局によると、年初10カ月における天然ゴムの輸入量は前年同期比8.9%増の約140万トン、輸入額は同30.1%増の約22億米ドルの見込み。ベトナムは、天然ゴム輸出では世界3位を維持しており、世界シェアは17.4%。年初10カ月における同品目の輸出額は前年同期比17.2%増の約26億米ドル。
国内の天然ゴム産業は多くの課題を抱えるが、生産能力の向上や、ゴムの木によるカーボンクレジットの獲得、グリーンテクノロジーの導入などによって競争力を高めている。
※引用元:VnExpress 12月4日
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