中国発のアートトイ「Baby Three」がベトナムで大ヒットしている。Baby Threeは「Labubu」の人気が一段落した頃にベトナム市場に登場した。TikTokを中心にすぐにBaby Threeのブラインドボックス開封動画が増加。ハノイ市やホーチミン市を中心とした販売ネットワークと手に取りやすい価格設定で、多くの若者を夢中にさせている。
一部の特別版には大きい商品もあるが、通常のブラインドボックスに入っているBaby Threeのアートトイは、直径約10cmの手のひらサイズ。寄り目、涙目、キラキラ目など多彩なまなざしとふわふわの毛並みが特徴。様々なシリーズが発売されていて、コレクション性も高い。特に干支シリーズは、多くのコレクターが追い求めるアイテムとなっている。開封時にそれぞれの人形が独自の香りを放つ仕掛けも、他の商品との差別化につながった。通常のシリーズはオンラインショップやSNSで1箱25万～73万VNDで販売されていて買いやすいが、高さ60cmの特別版「Baby 1000%」(4箱入り約1400万VND)など、コレクターの心を刺激する高価格帯の商品もある。
Labubu同様、Baby ThreeもSNSインフルエンサーによるプロモーションがその人気を大きく後押しした。開封時のワクワク感とユニークなデザインに魅せられた多くの若者がブラインドボックスに高額を投じ続ける。ブラインドボックスのトレンドは今後も発展し続けそうだ。
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探してます。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます！
