晩秋に向けてピンク色の芝生が見頃を迎えたハイズオン省チーリン市を多くの観光客が訪れている。ホーザンの丘の中腹にある約3haのピンク色の芝生の丘は、チャン・ティ・トゥさん個人が所有する敷地。ピンク色の芝生はオーストラリア原産の芝生品種で、ダラットの農家が栽培に成功した芝生をこの場所に2023年に植えたという。
この場所にはピンク色の芝生に加え、バラ、サルスベリ、ザボン、グァバ、スターフルーツなどが植えられており、豊かな緑色が美しい景観と訪れる人が休める小さな木陰を作り出している。芝生は夏の間(5月〜6月頃)は淡いピンク色で、晩秋から初冬(9月中旬から11月中旬頃)には濃く鮮やかなピンク色に変わる。晩秋から初冬にかけては特に、青空と山々の緑色を背景に鮮やかなピンク色の芝生が風に吹かれて揺れる詩的でロマンチックな景色が広がり、散策や撮影に最適の季節でもあることで観光客の数も増える。
ピンク色の芝生の丘でのベストな撮影時間は、朝の7時~8時か夕方の16時~17時頃。穏やかな光に包まれるこれらの時間帯は気温も丁度良く、撮影用に設置されているブランコやベンチなどに座って朝日や夕日を眺めながら撮影が楽しめる。コンソン湖からも近く、丘まではバイクや車で簡単に行かれる。ハノイ市にお住まいの方は、ダラットまで行かずともハノイ市から約70kmのチーリン市で、晩秋に咲き誇る美しいピンク色の芝生と一緒に写真撮影ができるのを覚えておきたい。入場料は一人4万VND。
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探してます。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます!