ホーチミン市に工場を構えるVinh Phat Motors社は、小型消防車「SANDEUR S-100(S-100)」を開発した。ピックアップトラック型のコンパクト消防車で、5人乗りの四輪駆動車となる。
搭載エンジンはいすゞ自動車製で、車幅は約1.8メートル、車長は約5.8メートルで、重量は3490キログラム。パワーテイクオフ(PTO)装置を搭載し、ポンプや水槽、泡剤槽、噴霧器などのほかに、救難・救護装置も装備している。価格は1台10憶~12憶ドン。
開発には2年を要し、公安省の消防・救難・救護局などで実証実験が行われた。 ベトナム国内には小型の消防車が普及しておらず、特に都市部などでは、路地裏での火災が発生時に、大型消防車による消火活動が困難となっていた。
※本記事はソースの翻訳情報のため、内容が変更される場合もあります。