水族館でのパフォーマンスなど、何十年も前から存在はしていたものの、数年前に一般の人も挑戦できるスポーツとして紹介されて話題になった「マーメイドダイビング(マーメイドスイム)」。韓国、中国、および一部のヨーロッパ諸国などでは、一般人向けのライセンスコースも増加し、スポーツとして広く親しまれるようになっている。マーメイドダイビングがベトナムに導入されたのは約5年前。ホーチミン市やハノイ市には現在レッスンを開催する団体が数十あり、その人気はここ1年程で高まってきている。
マーメイドダイビングではダイビング用タンクやレギュレーターは使用しない。安全に楽しむためにスイマーは基本的な泳ぎ方、水中での体の動かし方、用具の適正な使い方などを学ぶ基本的なコースを修了する必要がある。足には通常のモノフィンではなく、魚の尾ヒレを模ったコスチュームを装着する。魚の尾ヒレを模ったコスチュームは、シリコン、合成ゴム、シルク、スパンコールなどで作られており、海外製のコスチュームは多少高価ではあるが、美しいだけでなく推進力にも優れている。軽いもので1kg、重いものでは約30kgと重量があるため、優雅に泳げるようになるには練習が必要となる。
ベトナムでのマーメイドダイビングのレッスンの価格は約450万VND。1回のレッスンは約90分で、両足を揃え、コスチュームを装着して泳ぐことに慣れてきたら、様々なコスチュームの中から好きなものを選び、美しい動画を撮影することができる。
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探してます。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます！
