労働生産性、東南アジア諸国を下回る

世界銀行(WB)の最新レポートによると、1990年から2021年のベトナムにおける1人当たりGDPは年平均5.3%で、中国に次ぐ成長率を誇る。ベトナムの成長は、資本蓄積のスピード、豊富な労働力、労働生産性の伸びによるもの。

WBは、ベトナムが今後も経済成長を続けるためには、労働生産性の成長が鍵を握るとしている。2010~2020年期におけるベトナムの労働生産性の伸び率は64%で、アジア地域でトップ。しかし、経済水準が同等の国に比べると、ベトナムの労働生産性は依然として低い。

アジア生産性機構(APO)によると、2020年におけるベトナム人の時間あたり労働生産性は約6.4米ドルで、シンガポール(68.5米ドル)やタイ(約14.8米ドル)、インドネシア(約12ドル)、フィリピン(約9.7ドル)と大差がある。

※本記事はソースの翻訳情報のため、内容が変更される場合もあります。
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