国内最大手メッセージアプリ「Zalo」が8月1日より有料サービスを開始。無課金での利用は引き続き可能だが、無料版では一部機能が制限される。
有料プランは月額1万VNDのトライアルパック、月額5万9000VNDのアドバンスパック、月額39万9000VNDのプレミアムパックの3種類。有料プランのユーザーは電話番号からの検索などが制限なく利用可能。一方無料版のユーザーには、友達登録可能数は最大1000人、ユーザー名機能の使用は不可、友達登録していないユーザーのログ表示とコメントは不可、などの制限がかかる。
新機能を有料化するのではなく、既存サービスに制限をかけることで差別化を図った今回の変更。メッセージの送受信やビデオ通話などのベーシックな機能のみを利用している一般ユーザーには「無料版で使用できる機能で十分なので影響はない。必要に応じて課金するのは合理的」と考える人もいる。しかし大半のユーザーはサービスの拡張がみられない今回の変更に「Zalo」の怠慢さを感じており、「課金するつもりはない」「他のアプリに移行する」と不満を漏らす。オンラインビジネス業者は、友達登録の制限によるビジネスへの影響や、顧客が店側の投稿にアクセスできなくなる可能性を危惧する。
約7000万人のユーザーを抱える「Zalo」。無料サービスに慣れているユーザーの有料サービスへの誘導は大きな課題だ。今後数か月以内にユーザーからのフィードバックに基づいて調整を行う予定とのこと。
編集ライターB?o
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