ベトナム製紙・パルプ協会はこのほど、同国の製紙産業は過去5年にわたり成長路線を維持した上、紙製品の需要増を受け、この傾向が2025年まで継続するとの見通しを示した。
ベトナム製紙・パルプ協会のホアン・チュン・ソン会長は「ベトナムはこれまでに、放送関連製品をはじめとし、さまざまな紙製品の輸出国の地位を築いており、製紙部門の輸出は2015年から2020年にかけて65%以上の伸びを確保した」と説明する。
関税総局によると、ベトナムの製紙部門の輸出額は2022年1~7月に11億3000万米ドルとなり、前年同期から21.6%増加した製紙部門の主な輸出先は米国、中国、カンボジア、台湾、インドネシアとなっている。
またベトナムの製紙部門の生産量は年間25%超のペースで伸びてきた。2020年と2021年には年産能力10万~15万トンの製紙工場が多数設置され、これによりベトナムの製紙部門の年産能力は現在までに年間200万トン規模に達している。さらに2023年までにベトナムの製紙部門の生産容量は年間100万トン分増える見通しだ。
引用元:Viet Nam News 8月26日
※本記事はソースの翻訳情報のため、内容が変更される場合もあります。