Jリーグの横浜FCは昨年12月25日、グエン・コン・フオン選手の完全移籍加入を発表した。1995年生まれ27 歳のストライカーは、ユーストレーニングアカデミーから15年間にわたり活躍したホアンアイン・ザライFCに別れを告げ、横浜FCと3年契約を結んだ。
コン・フオン選手は2016年にJ2リーグの水戸ホーリーホックでプレーをした経歴を持つ。水戸ホーリーホックでの在籍期間は1シーズンのみで、出場も5試合、合計80分のみにとどまった。その後韓国、ベルギーでも活躍しており、この度の横浜FCへの移籍加入をもって、海外4チームでプレーした最初のベトナム人選手となった。横浜FCとの3年契約に関しても、ベトナム人選手の海外チームとの契約期間としては歴代最長となる。なお2番目はフランスのポーFCと2年契約を結んだ1997年生まれのMFクアン・ハイ選手だ。
コン・フオン選手については、何ヶ月も前より移籍を検討していたこと、当初はヨーロッパのプレミアリーグでの挑戦を望んでいたことなどが報じられている。移籍加入のニュースに対し、彼の年齢や移籍のタイミングを危惧する声もあるが、「過去に失敗があっても、日本の人々は彼の可能性を高く評価してくれている。経験を活かして海外で忍耐強くプレーし、強くなってほしい」「身体能力とプレースタイルを考えれば、ヨーロッパよりも他のアジアのクラブに移籍した方が、より能力が高められるはず」など彼の実力と活躍を信じ応援する意見が大半だ。
編集ライターB?o
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