中部クアンガイ省には、ソンタイ県やギアハイン県がビンロウジュの二大産地として知られている。ビンロウジュの実は収穫後に農家の収入となるが、葉鞘は点火剤やうちわの原料、子どもの遊び道具に使われるにとどまっていた。
中部フーイエン省出身の起業家グエン・ヴァン・トゥエン氏は、ビンロウジュの葉鞘をエコ素材として着目し、トレーや皿、ボウル、スプーンなどの食器のほかに、絵画用のボードなどに加工している。2020年には、トゥエン氏の会社が生産した食器が、某航空会社のビジネスクラスに導入された。
現在は、ビンロウジュの葉鞘を原料としたエコ製品を米国、カナダ、韓国、ポーランド、インドなどに輸出しているという。
引用元:Sai Gon Giai Phong 4月16日
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