タンビン区にお住まいの方またはお仕事をされている方なら、Le Trung Nghia通りにある行列のできるローカル火鍋店についてご存知の方も多いのでは。この店があるのは、夜になると会社員・学生客を中心に賑わう人気のレストラン街の一角であり、近年では徐々にタンビン地区の鍋ストリートとして知られるようにもなっている。
毎晩午後6時頃になると店の前には20人ほどの行列ができる。開店後も数十分ごとに客が入れ替わるにも関わらず、鍋が売り切れるまで店の横には10m程の順番待ち客の列が途絶えない。3年程前にホーチミン市で6万9000(69K)VNDという手頃な価格でシーフード火鍋を販売し始めたこの店のオーナーのタオさんは、69Kビジネスモデルの先駆者ともいえる。彼女の店が繁盛して以降「69Kシーフード火鍋」はひとつのトレンドになった。この店では平日は450L、週末には750Lの鍋用スープを用意し、毎日約500食の鍋を販売している。シーフード火鍋の値段は6万9000～で、エビなどの高級食材が入ったものでも16万VNDと良心的な価格設定となっている。
安さの秘密についてタオさんは「魚介類の仕入れは仲介業者を通さず、ニャチャン、フーイエンから直送されています。自宅を店に改装したので家賃がかからず、低価格を維持できています」と話す。さらに同店では、ホイールを回すと無料のアイスクリームやコンサートチケットなどが当たる楽しい企画も開催し、食事客を喜ばせている。
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探してます。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます！
