子供たちの楽しい夏の思い出の場所となるようにと、ハノイ市タイホー区のダムドン湖に1万2000 匹、重量にして約8tの色とりどりの鯉が放流された。
ダムドン湖は、6月~9月の蓮の開花時期に多くの観光客が訪れることで知られていたが、より長期に渡り人々の娯楽の場となるよう3か月前に改修が行われ、この度大量の鯉が放流された。大小さまざまな色鮮やかな鯉の群れに、湖畔を歩く誰もが目を奪われている。水上にはコの字型に竹橋が設置されており、鯉を間近に眺めたり、水の中に足を浸したり、鯉に触れたりできる。古くからこの地域に住んでいる人々は、毎日のように子供たちを連れて訪れ、鯉に餌をあげている。入口には観光客を相手に1袋1万ドンで鯉の餌を販売する人もいる。
このエリアは以前より、夕日が綺麗なデートスポットとして若者に人気のエリアではあったが、この斬新な鯉池の誕生により、毎日朝夕には多くの人が集まるようになった。特に夕方の16時~18時頃は混雑のピークであり、周辺の道路では渋滞が発生することもある。盗難や事故を防ぐために、池ではカメラと警備員による24時間体制の警備が行われている。
訪問者は「この地域にこういった施設ができるのは初めてのこと。子どもたちが遊びながら学べ、子どもも大人も満足できる、体験の場の拡充は必要だと思います」「群れで泳ぐ鯉の姿がとても印象的。地区の景観とも調和しています。外国人観光客も惹きつける観光地になることを期待しています」と話す。
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