ベトナム国内のワクチン接種率下位から一転して世界6位に上昇|週末に読みたい!ベトナム時事ネタ帳

ファム・ビン・ミン副首相が1月5日に行われた政府と地方自治体との会議において発表した政府報告書によると、新型コロナウイルス第4波が発生した2021年4月末時点のワクチン接種人数は全国で32万人、政府が新型コロナ対策を緩和した2021年10月初旬時点の接種人数は全国で4,700万人であった。

ベトナムではこれまでにワクチン1回目の接種を受けた18歳以上の国民の90%が、2回目の接種も完了させている。12~17歳の人口の1回接種率は86%、2回接種完了率は57%であり、現在5歳から11歳の子供へのワクチン接種も進められている。

ファム・ビン・ミン副首相は、「ベトナムはワクチン接種率が非常に低い国から、世界で最も接種率が高い6カ国の1つへと移行した」と述べた。現在18歳以上の国民のワクチン1回接種率は99.6%、2回接種完了率は90.9%となっている。接種速度の加速は、入院者数、重症者数、死亡者数の減少に貢献し、医療制度への負担を軽減してきた。

ベトナム国民はこの高い接種率は、政府の外交努力と、各地域で必要な医療サービスを迅速に提供する医療関係者の尽力によるものと考える。大半の国民がワクチン接種を受けられたことを非常に感謝している。3回目の追加接種を受けた人は、一定の安全が確保され、安心して仕事をすることができると感じている。

ベトナムの接種状況は非常に望ましく、国内のすべての人の努力、なかでも特に医療関係者の献身的な努力が数字に表れているといえる。ベトナム国民全員がパンデミックが完全に終息し、すべての人の生活が以前と同じように正常に戻ることを願っている。

編集ライターB?o
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探している。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます!

?ベトナム時事ネタ帳記事は、毎週更新中!その他記事は、こちらから

PAGE TOP