先日ハノイ市で開催された「VinFutureグローバル科学技術賞」の授賞式に、ビングループのファム・ニャット・ブオン会長とともに、ファム・トゥ・フオン夫人が出席し、人々を驚かせた。フオン夫人が公の場に登場するのはこれが初めてとなる。
ファム・トゥ・フオン夫人は、1969年生まれ、ハノイ出身。伝統と格式のある家庭に生まれ、ウクライナのキエフ国立大学にて国際法の修士号を取得。留学中フオン夫人は、モスクワにて留学生のグループを介してファム・ニャット・ブオン会長に出会い、結婚。大学卒業後、フオン夫人は帰国せずにブオン会長と一緒にモスクワに滞在し、自身のキャリアを築いた。東ヨーロッパを離れてからも、ブオン会長に帯同してサポートをし続け、ベトナムにて今日のビングループの前身となる2つの会社、ビンコムとビンパールを設立。以来彼女はビングループのシニアリーダーの1人として活躍してきた。
フオン夫人は、現在ビングループの取締役会副会長を務める。 2022年1月末時点で、およそ1億7000万のVIC株を所有。総資産価値は159億4000万VNDに相当し、ベトナム証券取引所の大富豪ランキングでは上位10位にランクインしている。女性実業家としては、ベトジェットエアのグエン・ティ・フオン・サオ社長兼CEOに次ぎ2位となっている。
プライベートを大切にするフオン夫人は、人前に出ることは殆どなく、メディアで顔を明かしたこともなかった。今回初めて表舞台に出たフオン夫人には、多くの人の好奇の目が向けられた。同時に、ベトナムの世界市場参入に他分野で貢献するファム夫妻に改めて多くの感謝と敬意が寄せられた。
編集ライターB?o
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