イエローカードに激怒したビントゥアンFCの選手が試合中に審判に暴行|週末に読みたい!ベトナム時事ネタ帳

来シーズンの2部昇格権をかけた、Vリーグ3部ディビジョン2決勝ステージの第1試合。ニャチャン・スタジアムで開催されたビントゥアンFC対ハイナム・ビンイエン・ビンフックFCの一戦で、サッカーファンをがっかりさせる事件が起こった。

前半35分、対戦相手に対して危険なプレーをしたと判断されたビントゥアンFCのDFゴー・アイン・ブー選手に2枚目のイエローカードが提示され、退場処分が言い渡された。これに納得できず感情のコントロールを失ったブー選手は、チャン・ゴック・ニョー主審に詰め寄り顔を殴った。

試合結果はビントゥアンFCの勝利に終わったが、皮肉なことにブー選手のスポーツマンらしからぬ行動により、同チームの勝利にはより多くの注目が集まった。ブー選手の行動に衝撃を受けたサッカーファンらは、厳しい処罰を下すようベトナムサッカー連盟規律委員会に求めている。同選手は「ビントゥアンFCの仲間とファンの皆さんへの謝罪の言葉以外に、何を言うべきか現時点ではわかりません。クラブのイメージを損なう行動を取りました。申し訳ありませんが、他に何を言うべきかわかりません。改めて心からお詫び申し上げます」と謝罪した。

しかしこの謝罪の中に、チャン・ゴック・ニョー主審への謝罪の言葉がなかったことがさらにファンの怒りを買った。6月10日、ベトナムサッカー連盟規律委員会は画像と関連文書を検討した上で、ブー選手に2500万VNDの罰金ならびに2年間の出場停止処分を下した。

編集ライターB?o
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探している。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます!

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