ベンタイン市場などのホーチミン市内の有名な市場で、ベトナム人が外国人を装い外国語で店員と話をする動画がTikTok上に多数投稿されている。代表的なのはT.L.という名前のTikTokerの動画。外国人のような外見と高い外国語スキルを持つこの女性TikToker は、外国人なりすまし動画をいくつも投稿している。
T.L.と友人は、韓国人・日本人留学生を装い市場へ。外国人の買い物客が来店したと思った店員は彼女をとても温かく迎え、商品の売り込みを始めた。しばらく話をした後2人は他店を見てから戻ってくることを約束しこの店を後にした。2件目の店の店主は日本語も英語も流暢に話し、動画の視聴者を驚かせた。店主はさらに2人対してベトナム人なのではないかと尋ねた。店主はSNS上の外国人なりすまし動画のことを知っており、2人の身元を見事に暴いた。
これらの動画に対し、「小規模店を動画制作のツールとして利用するのは迷惑な行動で不快だ」「店員の時間を浪費している。他の顧客にサービスを提供する機会を逃してしまう」「このような行動が流行すると、店側に影響が出てしまう」などの否定的な意見が集まっている。また店側も「自分たちが見下されているように感じた」と話す。一方で肯定的な人たちは「ベンタイン市場に行ったことはないが、このビデオのおかげで店の人たちが外国語を話せることがわかった」「店員さんの人柄の良さやベトナムの文化がより多くの人々に伝わる」などとコメントしている。
編集ライターB?o
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探している。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます!
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