赤字払拭目指すビナサン 上場廃止免れるか

ベトナムのタクシー大手「ビナサン」を運営するアインズオン・ベトナム(ビナサン)は今年、2年連続の損失から脱却するため全精力を注いでいる。

2020年の政令によると、ベトナムでは3年連続で損失を報告した会社は上場廃止となる。ビナサンは2021年に2770億ドン、2020年に2,100億ドンの損失を計上。今年は後がないことから、いかなる犠牲を払っても目標としている利益273億ドンを達成すると躍起になっている。

具体的にはホーチミン市並びにビンズオン省、ドンナイ省などの南部地域で市場シェアの回復に焦点を当てると共に、運輸、小売、決済などの部門ではパートナー企業との協力を強化する考えだ。観光業復興は追い風となるが、ガソリン価格の高騰や外資系配給会社との競争激化など課題も残る。同社は過去2年間で2,900台の車両を売り払ったが、73台の新車しか購入していない。

引用元:VnExpress 4月12日
※本記事はソースの翻訳情報のため、内容が変更される場合もあります。

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