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ホーチミン路地裏グルメ ベトナム人向けにアレンジされた中国の珍味

ホーチミン市3区チャンコックタオ通りの住宅街にある小さな店が数週間前から販売を始めたある一品が、好奇心旺盛な食通たちの目に留まり、店の前の通りには長い列ができている。「3回来店してやっと買うことができた」「この新しい料理を味わうためにビンズン省からきた」という人たちの目当ては中国発祥の珍味「臭豆腐」だ。

この臭豆腐専門店は今年6月にオープンしたばかりの新しい店であり、毎日16時30分から営業している。本場中国では屋台で簡単に手に入る臭豆腐だが、ホーチミンではまだ取り扱う店は少なく、認知度も低い。故に「一度食べてみたい」という好奇心を理由に店を訪れる若者が多いようだ。同店では毎日、1食2万5000VNDで、30~50食限定で揚げ臭豆腐を販売している。注文を受け、キッチンに立ち、包装をするのは、店主のラ・フック・カンさん、25歳。カンさんは昨年末に仕事を辞めたのをきっかけに、以前食べてみてとても気に入っていた揚げ臭豆腐を自ら作って販売したいと考え始め、それを実現。基本的な揚げ臭豆腐の作り方はネットなどで調べ、それをベースにベトナム人の好みに合うようにアレンジを加えたという。

カンさんの臭豆腐を味わった客たちは「この店の臭豆腐は独特の香りと味はしっかり楽しめるものの、臭みは強すぎず食べやすい」「以前に他の店で食べた臭豆腐よりも美味しい」「スパイスもしっかり効いている」「小さいお店なので1人当たり2人前までしか買えないのが残念です」などと話す。

Bao
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探してます。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます!
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