パク・ハンソ監督の退任が発表されて以来、次期ベトナム代表監督には誰が選ばれるのか、国中がその行く末を見守っていた。そしてこの度ついに次期監督有力候補者であったフィリップ・トルシエ氏がベトナム代表監督就任に合意したと報じられた。同氏の給与はベトナムサッカー連盟(VFF)のスポンサー企業が支払う方針だ。
日本では2002年の日韓W杯で日本代表をベスト16に導いた名監督として知られるトルシエ氏だが、ベトナムではビン・グループ設立の「PVFアカデミー」のテクニカルディレクターを務めていたこと、ならびに2019～2021年までベトナムのU－19チームの監督として指導していたことで知られている。
トルシエ氏に期待される任務は23年のアジアカップで代表チームが好成績を収められるよう助力すること。「貢献したいという動機と欲求を選手に生み出させることが重要」というパク監督と共通の哲学を強調する同氏は、以前それをベトナムのU－19チームで実践しようと試みていた。1998年に南アフリカ代表監督、2002年には日本代表監督としてW杯出場経験を有する実績への期待も大きい。
ベトナムは2026年、2030年のW杯最終予選ラウンドに向けて戦略を練ることができる優れた戦略家を求めている。ベトナムのサッカーを理解するのに十分な経験を有し、次のW杯に向けての夢を多くのベトナム人とともに共有してきた彼はまさに適任者といえるであろう。サポーターたちも大きな期待を寄せている。
編集ライターB?o
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探している。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます！
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