ロンドンに本社を置く世界最大級のメガバンクHSBCは今年のベトナム経済は中国の国境再開により観光、貿易、海外直接投資(FDI)を中心にバラ色の見通しになるとの予測を発表した。
東南アジアに関する同社の最新レポートによると、ASEANで最も多く恩恵を受けるのはタイだが、外国人観光客に対する中国人の割合が3割に上るベトナムも大きなインパクトを受けるとコメント。貿易に関しては、2020 年以降EUを抜いて中国最大の貿易相手となったASEANの中でも、ベトナムは昨年から対中国輸出が増加している点に言及している。
更に近年、ベトナム、インドネシア、タイでは生産部門における中国のFDIが急激に増加。特にベトナムではアップル社の主要サプライヤーである中国のゴアテックとラックスシェアが、生産拡大のためにそれぞれ約4億米ドル、約3億600万米ドルの投資を発表するなど、今後も大きな成長をみせると予測している。
引用元:VN express 1月29日
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