女性が美を競い合うミスコンテストが、昨年は特に話題になることが多い一年であった。2022年、ベトナムでは「ミス・エコ」「ミス・スポーツ」「ミス・ツーリズム」「ミス・アントレプレナー」など約30のコンテストが開催された。
これに対し一部の視聴者が「年間20 以上の美人コンテストを開催するのは多すぎる。コンテストの数が多ければ多いほど、優勝者が得られる称号の価値が薄まってしまう」とSNSで考えを述べ、多くのネチズンの賛同を得ている。「何のために多数できたのか」「美容にこだわりを持つ人たちは『ミス・ワールド』『ミス・ユニバース』『ミス・インターナショナル』『ミス・スプラナショナル』『ミス・グランド・インターナショナル』『ミス・ユニバース』『ミス・アース』の6大コンテストしか重視していないのに」などの疑問や意見も見られる。
業界の専門家は、むやみやたらに美人コンテストが開催されること、また美容とは無関係のイベント会社や、専門外の人々が審査員の椅子に座り基準を定めることを問題視している。その他にも審査、演出、広告表示、運営方法などに関して問題が指摘され、組織的な欠陥が目立っている。
パンデミックが収束を迎え、美容業界に活気が戻った証と、コンテストの開催を喜ぶ声ももちろん多いが、業界の象徴でもあるだけに、観客やスポンサーを惹きつける価値あるコンテストであることが望まれている。また参加者にも名声の維持、成長、社会的責任を果たすことが期待されている。
編集ライターB?o
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探している。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます!
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