ベトナム代表が猛攻を続けるAFFチャンピオンシップ(三菱電機カップ)のグループステージ。昨年末にマレーシアを破り、グループB首位に輝くベトナム代表チームとは対照的な意味で、試合会場となったミーディン国立競技場の整備の怠慢さが目立っている。
スタジアムを訪れた多くのファンは、明らかに長い間掃除されていないスタンドの様子に不満を漏らした。SNS上では厚いほこりの層に覆われた観客席の写真が拡散されている。記者席も同様の状態で、記者たちは取材開始前に各々座席のほこりを払っていた。
2003年の第22回東南アジア競技大会開催以来、ミーディン国立競技場は修復されていない。施設は劣化が進んでおり、階段のひび、一部のスタンドの倒壊、複数の部屋での水漏れ、トイレの異臭など、問題となっている箇所は多数ある。かつてはベトナムの誇りであったミーディン国立競技場の現在の廃れた様子は、ベトナムのサッカーのイメージに傷をつけるだけでなく、ファンに対する敬意の欠如とも捉えられている。ベトナム代表選手も、ピッチコンディションの悪さがチーム全体のプレーに影響を与えていることをメディアと共有している。
文化スポーツ観光省所属体育スポーツ総局の代表は「資金不足が原因ではない。管理委員会は定期的に手入れを行っているが、過去1か月ハノイでは十分な日照時間がなく、芝が理想通りに育たなかった。AFF東南アジアサッカー連盟からは競技に適しているとの評価をもらっている」と弁明している。
編集ライターB?o
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