ベトナム青果協会によると、年初5カ月の国産青果物の輸出額は前年同期比17%減の約14億米ドルにとどまる。
これは、中国への輸出が大幅に減少したことが要因となっている。特に、年初4カ月の対中輸出額は前年同期比28%減の約6億2500万米ドルとなった。対中輸出では多くの品目が減少する中で、バナナの輸出は大幅に増加している。年初5カ月の中国のベトナム産バナナの輸入量は前年同期比10%増の約74万2000トンで、同国のバナナ輸入総量の43%を占め、フィリピン産の28%を上回る。
対中バナナ輸出国の中で、ベトナムは最も中国に近いことなどから、中国は今後も、ベトナム産バナナの輸入を増加する見込みだ。中国でのバナナ栽培面積はコスト高などから減少し、輸入比率が増加しているという。
引用元:Thanh Nien 6月8日
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