株式会社資生堂は1日、ドンナイ省ビエンホア市に位置する資生堂ベトナム工場におけるパーソナルケア製品の生産事業を譲渡すると発表した。譲渡により、株式会社ファイントゥデイ資生堂(FTS)が生産と販売を統合した製販一体の経営体制を構築する。
同社は昨年7月にパーソナルケア事業をCVCキャピタル・パートナーズ(CVC)が間接に出資する法人であるFTSに譲渡し、その後はFTSの完全親会社である株式会社アジアン・パーソナルケア・ホールディング(APCH)の株主としてCVCと協力して同事業を運営してきた。FTSのさらなる持続的な成長を確実にするため、製販一体の構築を支援したい考え。
今回、ベトナム工場を運営するShiseido Vietnam Inc.の全持分を、APCHへ譲渡する。なお、ベトナム工場の他、埼玉県の資生堂久喜工場におけるパーソナルケア製品の生産事業も譲渡する計画である。
※本記事はソースの翻訳情報のため、内容が変更される場合もあります。