JESCOホールディングス株式会社は17日、ハノイ市の電気設備工事会社PEICO Construction Joint Stock Company(PEICO)の株式65%を取得し、子会社化すると発表した。2月下旬に株式を取得予定で、取得価額は非公開。
同社は2001年にベトナムに進出以来、南部ホーチミンを中心に、空港、防災無線、高層コンドミニアムなどの電気設備工事で多くの実績を積み上げてきた。今回の株式取得により、北部ハノイ地域でのEPC事業を強化し、更なる事業拡大を目指したい考え。なお、PEICOとは2020年12月から業務提携を行い協業を進めていた。
PEICOはハノイ市を中心に、日系大手ゼネコンや日系企業からの工事受注実績を多く有するほか、JESCOグループが設計施工したハノイのノイバイ国際空港第2旅客ターミナル新築工事の電気設備工事なども担ってきた。