税関当局によると、8月単月のコメ輸出量は前月比40%増の約92万1000トン、輸出額は同51%増の約5億4600万米ドルに達した。年初8カ月では輸出量が前年同期比21%増の約600万トン、輸出額が同35%増の約32億米ドル。
輸出先トップはフィリピンで、前年同期比16%増の約12億3000万米ドル(全体の38.9%)、次いで中国が同67.9%増の約4億5200万米ドル、3位のインドネシアは前年同期比1505%増の約3億6120万米ドルに大幅増となった。
ベトナム食糧協会(VFA)によると、コメ輸出が急増した背景には、世界の供給量が枯渇しているため。特に、インドやアラブ首長国連邦(UAE)、ロシアがコメ輸出の制限や禁止に踏み切ったこともあり、ベトナム米の需要増で価格が上昇。さらに干ばつや洪水など気候の影響によって多くの国・地域でコメ生産に影響が生じた。
引用元:VnExpress 9月13日
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