ベトナム航空の新サービス 空の上でコーヒー大国の本領を発揮

国営航空会社ベトナム航空は、ベトナムのアイデンティティーともいえるベトナムコーヒーを楽しむ体験の機会を促進するために、この7月より一部の国内線と国際線のビジネスクラスを対象にコーヒーメニューを充実させることを発表した。

対象となる路線は、ヨーロッパ、オーストラリア、アメリカ、日本、韓国行きの国際線とハノイ・ホーチミン間の国内線。これらの路線ではビジネスクラスの乗客に、バックシウ(ミルクベースのコーヒー)、ブラックコーヒー、カフェスア(コンデンスミルク入りコーヒー)、アメリカン、ラテ、エスプレッソの6種類のコーヒーが提供される。材料の選択はもちろん調理器具やレシピにもこだわり、高品質のコーヒーの提供と、バックシウやカフェスアを始めとするベトナムのユニークなコーヒー文化を伝えることに力を尽くす。

エコノミークラスの乗客に対しては、4つ星エアラインの基準に基づき、今後も安定した品質のインスタントコーヒーを提供し続ける。エコノミークラスではベトナム国内最大手のコーヒーメーカー「チュングエンレジェンド」のインスタントコーヒー「G7」が使用されている。

ベトナム航空は今後、市場評価の高いコーヒーブランドと連携し、さらなるメニューの改善と乗客のニーズに合わせたコーヒーの提供を目指すことで「上空のカフェ」を構築する計画だ。同社はまた、ベトナムの主要農産物輸出品目リストのトップにあるコーヒーを海外市場に向けてアピールする計画も積極的に実施する予定だ。

Bao
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探してます。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます!
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