クリスマスが近づき街中のいたる所でクリスマスツリーを目にするが、ホーチミン市1区のイベント施設GEMセンターのロビーに併設する「GEM Cafe」では、ある特別なクリスマスツリーが見られるとあって、連日たくさんの人が写真を撮りに訪れている。
入口を抜けると、広い階段から天井まで、何百体ものテディベアといくつものクリスマスツリーで飾られた贅沢な立体的空間が眼前に広がり、誰もが驚かされる。テディベアをコンセプトの中心に豪華な装飾が施された空間は、トイショップのようにもリビングルームにようにも見え、きらびやかでありながらも優しく温かい雰囲気がある。空間の中央には、SNSで話題の大小数百体のテディベアで飾られた高さ10mを超えるテディベアのクリスマスツリーがある。
カフェのスタッフによると、SNSでテディベアのクリスマスツリーの評判が広がってからは、カフェは朝8時から満席の状態が続いているそう。クリスマスの装飾がされているエリアはGEMセンター内のオープンスペースに当たるので、カフェを利用しなくても自由に写真撮影は可能だ。しかしそれゆえに混雑し過ぎていることに対する不満の声も上がっている。
テディベアといえば、米国の第26代大統領セオドア・ルーズヴェルトが狩猟中に瀕死の熊を思いやったエピソードを掲載した新聞記事がもとで、同氏の愛称「テディ」がその語源となったことが知られている。テディベアのツリーだけに、他者への思いやりを忘れずに楽しみたい。
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探してます。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます！
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