(C) TAN KY
北部ハティン省で、教諭の男性が落し物の大金と貴金属アクセサリーを拾い、落とし主に届け出たという美談が新聞で報じられ話題となったが、この話が男性教諭による狂言であることが発覚した。
この教諭C氏は狂言の理由について、「ここ最近で教育分野で失望するようなニュースが多かったので、美談をでっち上げた。非常に後悔している」と話しているという。
新聞報道によると、12月12日、中学校の体育教諭の男性C氏(41)が同省内のバス停で知人の男性Dさんに偶然出会った。DさんはC氏よりも先にバスに乗車したが、バス停に現金約5000万ドンと貴金属アクセサリーが入った袋を置き忘れた。それをC氏が発見、バイクで通りがかりの人に頼んで後部座席に乗せてもらい、Dさんが乗ったバスを追跡、無事にDさんの元に返した。
この新聞記事はソーシャルネットワーキングサービス(SNS)などでも話題となり、C氏の行動を称賛するコメントも多く寄せられた。一方で、「なぜ落とし主については詳細が報じられないのか」といった疑問の声も上がっていた。
落とし主とされたDさんは「確かにC先生のことは知っているが、当日は別の場所に滞在していたし、現金も落としていない」と否定した。
管轄の教育訓練機関は、C氏の勤務先である中学校を通じて本人に説明を求めているという。
引用元:Zing.vn 12月13日/Thanh Nien12月13日/Doi Song & Phap Luat 12月16日