こんにちは!週刊ベッター編集部です。ベトナム現地から旅行に役立つ情報をお届けしています。
今回は、ダナン旅行を快適に楽しむために知っておきたい「気候」と「時差」についてご紹介します。雨季・乾季それぞれの特徴や、気温に合わせた服装・持ち物のポイント、そしてベストシーズンの過ごし方をわかりやすく解説。出発前の準備にぜひ役立ててください!
Contents
ベトナムと日本の時差
結論➝ベトナム時間は日本より2時間遅い
ベトナムは「インドシナ時間(ICT)」を採用しており、日本との時差は2時間です。
日本が午前10時のとき、ベトナムでは午前8時となります。
また、サマータイム(夏時間)を導入していないため、年間を通じて時差は変わりません。
旅行や出張の際は、日本時間から2時間引いて予定を立てるとスムーズです。
また、全国どこでも共通の時間(UTC+7)を使用しているため、地域による時差はありません。
~近隣諸国との比較~
ベトナムの周辺国であるタイ・ラオス・カンボジアも、同じくインドシナ時間(UTC+7)を採用しています。
これらの国々との間に時差がないため、東南アジア周遊旅行でも時計の調整は不要です。
現地到着後のスマートフォン・時計の時刻設定方法
日本からベトナムまで数時間のフライトで到着しますが、時差があるため「時間を合わせる必要があるのでは?」と心配する方も多いでしょう。
しかし、iPhone・Androidともに自動設定を有効にすることで、現地到着時に自動でベトナム時間に切り替わります。
事前に以下の設定を確認しておくと安心です。
iPhoneの設定方法
・設定 → プライバシーとセキュリティ → 位置情報サービスをオンにする
・設定 → 一般 → 日付と時刻 → 自動設定をオンにする
Androidの設定方法
・設定アプリ → システム → 日付と時刻を開く
・「日付と時刻の自動設定」または「ネットワークの時刻を使用する」をオンにする
これらの設定をオンにすることで、到着後すぐに現地時間へ自動で切り替わります。
もしオフの場合でも、設定を変更すれば数分以内に正しい時間が反映されます。
気候・服装ガイド
南北に細長い地形を持つベトナムは、地域ごとにまったく異なる気候が広がります。北部は季節の移ろいを感じられる一方、南部は一年を通して高温多湿。中部はその中間に位置し、季節ごとに表情が大きく変わります。旅行の計画を立てる前に、気温や降水量の傾向を知り、地域に合った服装を選ぶことが大切です。

北部(ハノイなど)
北部は温帯に近い気候で、春夏秋冬がはっきりしています。冬は10℃を下回る日もあり、朝晩は冷え込みます。春と秋は湿度が低く過ごしやすく、市内観光にぴったりのシーズンです。夏は30℃を超える蒸し暑い日が続き、雨が多くなります。防水性のある靴や折りたたみ傘を携帯すると安心です。
~おすすめの服装~
・冬:軽めのコートやジャケット、マフラーを準備
・春/秋:長袖シャツや薄手の羽織もの
・夏:吸湿性の高いTシャツや通気性のあるボトムス
中部(ダナン・フエなど)
中部は南北の気候が交わるエリアで、年に2つの明確な季節があります。3〜8月は晴天が多く、ビーチリゾートに最適。9〜2月は雨が多く、台風が近づくこともあります。沿岸部では湿度が高く、気温も上がりやすいため、水分補給をこまめに行いましょう。
~おすすめの服装~
・乾季:半袖トップス、通気性の良いスカートやパンツ
・雨季:防水ジャケット、レインシューズ
南部(ホーチミンなど)
南部は一年中暑く、平均気温はおよそ27〜30℃。季節は乾季(11〜4月)と雨季(5〜10月)に分かれます。乾季は観光に最適で、空が高くカラッとした日が多いのが特徴です。一方、雨季は午後になると短時間のスコールが頻発します。傘やポンチョを常に持ち歩くのがベストです。
~おすすめの服装~
・通年:軽くて風通しの良い素材の衣類
・雨季:撥水加工のあるサンダルやスニーカー
旅を快適にする3つのポイント
~地域に合わせた準備を~
北は冷え込み、南は常夏。旅行先によって服装の方向性が大きく異なります。出発前に行き先の天気予報を確認し、気温差に対応できるよう工夫をしましょう。
~スコールへの備えを忘れずに~
雨季に旅行する際は、突然の強い雨に備えましょう。コンパクトな折りたたみ傘や防水バッグを携帯しましょう。雨は短時間で止むことが多く、気温はその後一気に上昇します。
~強い日差しと空調に注意~
屋外では紫外線が強く、屋内は冷房が効いている場所があります。帽子や日焼け止め、そして薄手の羽織ものを持参し、体温の急変に対応しましょう。
2025年10月22日更新
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・軽量のレインジャケットや速乾素材のシャツを選ぶ
・撥水パンツや通気性の高いショートパンツが快適
・濡れても乾きやすいスニーカーやサンダルが便利
女性向け
・コンパクトなポンチョや薄手のジャケットで雨・冷房対策
・通気性のあるブラウスやワンピースで快適に
・滑りにくいソールの靴や防水サンダルを選択