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バウトラン砂丘、ラクダ乗りツアーの拡大で観光客数増加を狙う

ビントゥアン省のバウトランで6月上旬にジープによる観光サービスの一時運行停止が発表されてから数週間、現地の観光事業者が新たに開発した代替商品、砂丘でのラクダ乗りツアーへの関心が高まっている。

これまでのジープツアーのセールスポイントがスリルとスピードであったのに対し、ラクダ乗りツアーのセールスポイントは穏やかさと稀少性。中国やドバイから輸入されたラクダは気性が穏やかで、観光客が安心してラクダに乗って砂丘を巡ることができるよう、しっかり訓練されている。ツアーにはソーブ(白い長袖のローブ)やゴトラ(頭に巻く四角い布)などの衣装を身に着けたスタッフが付き添い、ラクダ乗りツアーのハイライトのひとつである写真・動画撮影を盛り上げてくれる。バウトランの砂丘の中を一列に整列したラクダの群れが歩く様子を捉えた動画は、TikTok上で瞬く間に拡散され、数十万もの再生回数を獲得している。

現在2種類のラクダツアーが開催されている。ひとつはラクダには乗らずに写真を撮るツアーで、料金は15分で約20万VND。もうひとつは、ラクダに乗って砂丘を散策するツアーで、料金は約1時間で約60万VND。ラクダに乗っている間は安全確保のため参加者全員、シートベルト着用が義務付けられている。バウトランでは以前より一部の地域でラクダ乗り体験ツアーが開催されていたが、ジープに代わるアクティビティとして、独特の自然景観を活かした同ツアーが今後さらに発展していくことが期待されている。

Bao
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探してます。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます!
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