タイのSCG傘下の包装材メーカSCG Packaging社 (SCGP)は、子会社のSCGP Rigid Packaging Solutions社(SCGPRPS)を通じて、ベトナム企業の樹脂生産大手Duy Tan社の株式30%を取得した。株式取得額(30%)は約2兆8250億ドン。これにより、SCGPはDuy Tanの全株式を取得。
SCGPによると、硬質プラスチック包装材部門への投資は、同社がASEAN市場で事業を拡大する上で戦略事業となる。同社はベトナムを優先市場とみている。2024年のDuy Tanの売上高は約5兆3810億ドン、税引き後利益は約5780億ドン。同年末時点での総資産は約4兆6270億ドン。
1987年設立のDuy Tanは、国内最大級の企業に成長。取引先は、ユニリーバやネスレ、 サノフィなどのグローバル企業など、約60カ国・地域におよぶ。
※引用元:VnExpress 6月11日
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