サイゴン動植物園ですくすく育つカピバラの赤ちゃんの一般公開開始

サイゴン動植物園で1月3日の朝、フー、クイ、カット、トゥオンの4頭のカピバラの赤ちゃんが初披露目された。1か月前に同園に移された4頭のカピバラは現在、生後6か月で体重は15kg。同園の担当者によると、4頭とも来園して2週間程で生活環境に適応し、積極的に人間と接触するようになったとのこと。人間に慣れてきた頃を見計らって一般公開が開始された。抽選で20名にカピバラの赤ちゃんとふれあうチャンスも与えられ、4頭のカピバラに会うために多くの人が同園を訪れているが、来園者にはカピバラにストレスを与えないよう、注意が促されている。

飼育員たちは、性格や外見から4頭のカピバラを見分けていると話す。フーは最も大きなオスで、とても人懐こく、かゆいところをかいてもらうのが大好き。クイは右目に黒い斑点がいくつかあり、好奇心旺盛でカメラに顔を近づけることが多い。カットはクイよりも毛色の濃いメスで、草をくわえたまま寝るのが好き。トゥオンは最も小さなメスで、理由は不明だが、よく壁に顔を向けている。

カピバラは世界最大のげっ歯類で、ウサギのような丸味を帯びた体型が特徴。水辺での生活能力が高く湿潤な環境を好み、群れで生活をする。約80平方メートルのカピバラの飼育エリアは、砂敷き、高湿度で、可能な限り自然生息環境に近付けている。カピバラの食事の95%は葉や草で、残りはサツマイモなどの炭水化物。一日3回飼育員が餌を与えているが、食欲旺盛で飼育エリアの植物も食べているそうだ。

Bao
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探してます。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます!
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