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グリーンティーでもMatchaでもない、本格的な抹茶がアジアでブームに

自宅で抹茶を点てる若者が増えているという。確かにTikTokやInstagramなどのSNSでも、自宅で美味しい抹茶を点てる方法やレシピを共有した動画が、何百ものコメント、数千ものいいねを集めている。

2022年より日本の茶道具の専門販売事業を行っている店の店主によると、ベトナムにおける抹茶需要は昨年末から急増しているとのこと。直近月の売上は前月の2倍増、2023年末の数か月間と比較すると5倍増になるほどの人気ぶりだ。ベトナムに限らず、アジアの市場全体で昨今抹茶が再び注目されている。とはいっても作法を学んだり、茶会を開いたりということではなく、自宅で抹茶を点て、コーヒーの代用品として日常的に抹茶を味わう人が増えているということらしい。

茶筅、茶碗、茶杓、茶筅休め、棗、千歳盆など自宅で抹茶を点てるための道具、また高級な抹茶に数十万VNDを投資する若者も少なくない。最近では日本国内のお茶席で使用されるような高級抹茶がベトナムでも比較的簡単に入手できるようになった。高級抹茶「翡翠」は旨味と香りが豊かで、苦味と渋味が少なく、クリーミーに点てやすいと特に人気。長い歴史の中で大切に守られてきた日本の茶道文化、安全で質の高い抹茶を作る日本の製造技術に敬意を表し、価格が高くても日本産の抹茶を購入したいという消費者も多い。

味、香り、文化的魅力だけでなく、茶葉の栄養素を余すことなく摂取できるその栄養価の高さも、抹茶が注目される理由のひとつとなっている。

Bao
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探してます。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます!
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