壁一面に鮮やかなブーゲンビリアが咲き誇る個人宅が撮影スポットに|週末に読みたい!ベトナム時事ネタ帳

ホーチミン市中心部に巨大な壁画のような鮮やかな花の壁が登場し、若い女性たちの間で人気の撮影スポットになった。10m以上にわたり高所からブーゲンビリアの花が垂れ下がり、鮮やかなピンク色の壁を作り出しているのは、ホーチミン市1区のダンタット通りにある一軒の民家である。

SNSを通じてこのブーゲンビリアについて知り、ロマンティックな景色に合わせた服やアクセサリーで着飾った多くの若者たちが続々とこの通りに足を運び、写真や映像を撮ったり、ライブストリームを配信したりしている。写真を撮りに訪れる人のなかには、満足のいく1枚を撮るのにこの場所で1時間費やす人もいる。

この通りの美しい景色が最も際立つのは、午後4~5時頃。鮮やかなピンク色のブーゲンビリアの花は散ってもなお美しく、見慣れたはずの賑やかなサイゴンの街角を、穏やかで幻想的な風景に変えている。その風景には若者だけでなく、アマチュア写真家たちも魅了されているようだ。この見事なブーゲンビリアは、この家の保有者によって10年以上前に植えられた。温暖なホーチミンでは一年を通して開花の様子が見られるが、ブーゲンビリアの花は通常年2回、春と秋にたくさんの花を咲かせる。

日中からたくさんの人が訪れ、住宅地の路地は従来の静けさを失った。住宅所有者は「写真撮影は禁じていませんが、近隣の住民の方々にご迷惑にならないよう、騒音や交通渋滞を引き起こさないようにご注意ください」と看板を立てて、協力を呼びかけている。

編集ライターB?o
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探している。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます!

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