FIFAワールドカップ予選ラウンドと先日のAFFスズキカップでの連敗を受け、ベトナムのサッカーファンたちはパク監督の采配と人選に疑問を抱き始めている。そして先日ファンの懸念に応じるかのように、パク監督は突然、キャプテンの変更を発表。センターバックのクエ・ゴック・ハイに代わり、怪我から復帰したばかりのミッドフィールダー、ドー・フン・ズンにキャプテンのアームバンドが託された。
またパク監督は、クエ・ゴック・ハイ、スアン・チュオン、ドゥ・フイを含む主力選手を大幅に交代させることを決定。これによりチーム内で摩擦が発生したかと思われたが、今回の変更はチーム全体の前で発表され、チームに新しい風を起こすという狙いに皆の合意が得られたとパク監督は述べている。ドー・フン・ズンのキャプテン起用はあらかじめ予測できた。知識、経験、資質のすべてを持っており、チームメイトに信頼される個性もある。コン・フオンとブイ・ティエン・ズンの両選手もドー・フン・ズン同様チームからの信頼は厚い。ブイ・ティエン・ドゥンは、ベトテルFC、U23ベトナムのキャプテンを務めた。対してコン・フオンは、リーダーシップの経験はあまりない。
パク監督は、新人選手が経験を積む機会を増やし、新しい可能性を見つけることを試みるなど、他にも様々な変更を加えている。チーム全体が初心にかえり新しいスタートを切ってくれることを望んでいるようだ。
パク監督自身、いくつもの不安や疑問を抱えながらベトナムのサッカー界に参入したわけだが、大きな野心をもってチームを成功に導いてきた。選手たちにも新たな旅を経験し、成長して欲しいのかもしれない。
編集ライターB?o
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探している。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます！
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