韓国の人気スナック10ウォンパンの販売店がベトナムでも増加中

韓国の慶尚北道慶州市で2019年に生まれた屋台スナック「10ウォンパン」。10ウォン玉の形を模して作ったパンケーキのようなふわふわとしたパン生地の中には、チーズがたっぷりと詰められており、見た目とのびるチーズが溢れ出す様子の面白さからSNSで拡散され、Z世代の若者を中心に大ブレイクした。日本でもこのアイディアを借用した「10円パン」が販売され始め、東京や大阪を中心に10円パンの販売店が増加した。

ベトナムでは韓国系大型スーパー「eマート(emart)」が10ウォンパンの販売を開始し、流行りのグルメをフォローすることに情熱を注ぐ若者たちを興奮させた。eマートの10ウォンパンの販売価格は1個3万3000VND。パンケーキやベビーカステラを思わせるほんのり甘みのある生地と、モッツァレラチーズの塩気が特徴の10ウォンパンを実食しようと、30分以上の待ち時間も厭わず人々が列を成す。

ホーチミン市1区のレタントン通りにも、10ウォンパンの販売を開始したベーカリーがあり、同ベーカリーで10ウォンパンが買えることを知った若者たちが連日遠方から訪れている。10ウォンパンは15:00から販売開始されており、販売価格は1個5万VNDとeマートよりは少し高めだが、この店の10ウォンパンは生地が厚すぎず、チーズの風味が良く美味しいと評判。多くの店が10ウォンパンのレシピをみつけ、オリジナルの10ウォンパンを作り出しており、カントー市などにも販売店が登場している。

Bao
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探してます。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます!
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