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ベトナム初の自動配送ロボット 実用化を目指しハノイで走行試験開始

AI(人工知能)を活用した配送ロボットの走行試験がハノイ市内で進められている。このロボットは、道路上の障害物や人を感知して避けながら、事前にプログラムされたルート上を指定された速度で移動し、受取人まで商品を配送することが可能とのこと。

都市部での無人配達ロボットの実用化を実現しようとしているのは、Alpha Asimov Robotics社。共同創設者兼ゼネラルディレクターのグエン・トゥアン・アイン氏は「ソーシャルディスタンスの時代、外出や接触が制限される中で、物資輸送プロセスをサポートする有効なツールは配送ロボットだけ」と、パンデミックの最中にこのプロジェクトのアイデアが生まれたことを明かしている。

ロボットは重さ約50kg。時速15~25kmと自転車並みの速度での移動が可能。自動運転の自動車と同様に、カメラ、センサー、GPSテクノロジーが搭載されており、動作認識技術の応用により自動速度調整と衝突回避を行う。現段階で動作に関し研究員による調整が必要な部分は5%程度で、ほとんどの状況に対して自動運転での対応が可能とのことで、同社はすでにハノイ市のエコパーク都市区、ビンユニやフェニカなどで走行試験を開始している。

トゥアン氏は「初期の試験結果を見ても、近い将来弊社の配送ロボットが都市部の人々に親しまれるようになる見通しは立っています。将来的にはベトナム市場をだけでなく、東南アジア市場への進出を目標としています」と強気の姿勢を見せている。

Bao
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探してます。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます!

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