天然ゴムの輸出先、中国が7割

農業環境省によると、6月単月の天然ゴムの輸出量は約13万トン、輸出額は約2億1990万米ドルに達した。上半期では、輸出量が6.5％減の約68万ン、輸出額は14.4％増の約12億7000万米ドル。1トン当たりの平均輸出価格は前年同期比22.4％増の1864.7米ドル。

輸出先はトップが中国（全体の70％）、次いでインド（同4.9％）、韓国（同3.2％）。2025年通年の天然ゴムの輸出目標は33億米ドル（前年同期比4.6％減）で、潜在市場の開拓も重要課題となる。

インドおよびロシア、トルコ、韓国、インドネシアは現時点での輸出シェアは小さいが、需要が増加しており、且つ輸入基準などに関して大きな障壁はない。また、ブラジルや日本、ドイツ、マレーシア、台湾、スリランカについては、自由貿易協定（FTA）による低率の輸入関税がプラス要因となっている。

※引用元：Bao Cong Thuong Dien Tu 7月7日
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