「三谷産業株式会社」は、11月13日にハノイ市「Ho Guom Opera」にてベトナムでの創業30周年を記念した式典を開催した。式典には駐ベトナム社会主義共和国日本国特命全権大使である伊藤大使をはじめとする約300名の来賓が参加した。
同社は1994年にベトナムの国営関連企業と合弁会社を設立して以来事業拡大し現在ではベトナム国内で現地子会社は7社・17拠点、現地社員数は2,300人を超え、売上高は160億円規模までに成長。事業内容は化学品製造・販売、ソフトウェア開発、空調設備などの設計・積算、樹脂成形品製造・組立など。同社ではベトナム子会社の総称を「Aureole(オレオ)グループ」と呼んでいる。

式典当日はベトナム大手IT企業の「FPTグループ」のチュオン・ザー・ビン会長より「三谷産業・Aureoleグループ、FPTの持続的な発展とベトナムの新たな可能性」と題した特別講演が行われた。その後のオープニングセレモニーでは両国を象徴する桜と蓮をモチーフとした伝統音楽の演奏が披露された。同社の三谷忠照代表取締役社長はベトナム語も交えて「30年間の歩みを振り返るとともに、今後も三谷産業とAureoleグループは、日本とベトナムの互いの文化を尊重しながら強い団結力と一人ひとりの自立心を併せ持った組織として発展し、両国に貢献していきたい」と述べた。
同社は今後も日越両国の関係強化、ベトナムの長期的な繁栄につながる取り組みに注力するとのこと。
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