包装材のプラスチック使用率、中国を上回る

ニールセンIQの調査によると、ベトナムの電子商取引（EC）市場規模は約220億米ドルで、東南アジアで3位。GoogleおよびTemasek、Bain & Companyのレポート「e-Economy SEA 2024」によると、ベトナムEC市場は2030年まで年平均19％のペースで成長を遂げ、東南アジアではインドネシアに次ぐ630億米ドル規模の巨大市場となる見込みだ。

市場の急成長による環境への影響も懸念される。世界自然保護基金（WWF）によると、ベトナムでは、包装材のプラスチック使用率が中国の2.7倍。電子商取引（EC）事業者による取扱荷数10億個当たりで、中国の包装材使用量は約15万7000トン、そのうちプラスチック使用率は18％。一方、ベトナムでは包装材が約16万6000トン、そのうちプラスチック使用率は約50％に上るという。

※引用元：VnExpress11月22日
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