中部高原地帯ダクラク省で、高校生がドリアンの加工機械を開発、教育訓練省が主催の国家科学技術研究コンテストで準優勝に輝いた。ダクラク省は、ドリアン生産で国内トップ。栽培面積は約3万8800ヘクタール、輸出額は年間数億米ドル規模となっている。
開発したのは、同省バンメトート市の高校2年生のトゥーさんとズンさん。2人はともに、家族がドリアン加工業などに携わっており、手作業によるドリアン加工の負担を減らしたいとの想いから、今回の開発に至ったという。
昨年5月に試作品が完成したが、ドリアンの果肉部分に傷がつくなどの不具合もあり、最終的に4種類の刃を使い分けることで解決した。開発コストは約900万ドン。1時間に75個のドリアンをカットでき、加工業に従事する人々の労働生産性が向上し、安全に作業ができる点がメリットだという。
※引用元:VnExpress 4月7日
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