中国で話題になった、水を入れたペットボトルで水飛沫を作って動画を撮影するトレンドに、今ベトナムの若者たちが夢中になっている。SNS上にはこのトレンドに関する情報が溢れており、「水の入ったボトルを絞るトレンド」と検索すると、数百万回も再生されている動画が多数表示される。若者が夢中になる理由は、準備する道具がシンプルで、技術が不要であるのに、美しい動画が簡単に撮影できる点にあるようだ。
必要な道具は空のペットボトルと針のみ。ボトルのキャップと本体の上部にぐるりと一周、小さな穴を等間隔で開けていく。ペットボトルに水を入れ、穴の開いた部分を上に向けてボトルを強く握ると、水が細かい線状になって飛び出し、大輪の打ち上げ花火のような美しい円が描ける。一瞬の出来事ではあるが、撮影後にスローモーションのエフェクトを加えて好きな音楽を合わせれば、おしゃれな動画が完成する。
明るい場所で撮影する人もいれば、夜遅くに街灯の下で撮影する人もいる。さらにティーンの多くはアクロバティックな動き、チアリーダーの技、ダンスなどを組み合わせたり、大きなボトルを使ったり、恋人同士でロマンチックな動画を撮ったりと、創意工夫を凝らしてトレンドをどんどん進化させている。実践した人たちは「ボトルから飛び出す水と街灯の光が組み合わさり、エフェクトを加えると自分が花火の下にいるような幻想的な瞬間を作り出せる」と話す。試してみる際には、くれぐれも周囲の人に迷惑をかけないように気をつけて。
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探してます。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます！
