人気俳優・歌手のチープー(Chi Pu)がリリースした新曲のMVのイメージと歌詞が不適切であると、多数メディアに取り上げられている。歌手・ソングライターのフア・キム・トゥエン(Hua Kim Tuyen)が作曲したこの新曲のタイトルは「Sashimi」。日本の音楽と文化からインスピレーションを得て制作されており、MVではチープー演じるレストランのオーナーが、ポップでキャッチーなダンスミュージックに合わせて踊り、大胆にダイナーをレストランへ招待する。
MVのイメージ以上に問題視されているのは「生で食べて」「食べたくなるには美味しくないといけない」「ここに刺身があります」などのフレーズを含む歌詞。実際に曲を聴いた人たちは「下品で意味のない歌詞」「タイトルも歌詞も、デリケートな問題を連想させる」「『刺身キモチ』というフレーズの意図が不明瞭なうえに、ブランドのプロモーションソングのように何度も繰り返されるのが退屈で不愉快」「『刺身』という言葉が正しく発音されていなく不快」などの意見が聞かれる。
フア・キム・トゥエンは「この曲はお聴きの通り、女性オーナーが寿司や刺身を薦める曲であり、深い道徳的意味や他意はない。ストレスを感じた時に楽しんでもらえるエンターテイメント性のある曲だと思う」と説明している。専門家は「万人に支持される作品を作ることは不可能だが、大多数の批判を受けた場合、アーティストは観客の意見に耳を傾け、検討する必要がある」と述べている。
編集ライターB?o
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