片手に料理を持ち、もう片方の手ではロープを握りながらをジップラインで移動するウェイター。ここ最近ソーシャルメディアで頻繁にシェアされている動画の一つだ。
この動画が撮影されたのは、ダラット市のチエウ・ヴィエット・ヴオン通りに新しくオープンしたレストラン。このレストランではウェイターがジップラインを使って料理を提供している。屋内・屋外合わせて面積にして2,000?、座席数600席の大型レストランで、ジップラインを使っての料理の提供は、屋外のテーブルだけの限定サービス。
ジップラインは長さ約45m、一番高い部分で4.5 mほどの高さがあり、終点にはウェイターが着地するための木製プラットフォームがある。運ばれるのは、羽ばたく鶏の形に盛り付けされた鶏肉料理、29万VND。客は鶏肉を自分で細かく取り分け、アボカドのパンと一緒にいただく。ジップラインを使っての料理の提供は、現在のところ、毎日特定の時間枠に、グリルチキンをオーダーした場合にのみ行われている。週末は18時半と20時半の2つの時間枠が設けられている。
レストランのオーナーは「旅行中に見た遊牧民の生活風景からヒントを得て、このサービスを思いついた。新しくて面白いダイニング・エクスペリエンスを提供したいと思う」と話す。非常にユニークなこのサービスに対し、好奇心いっぱいの人たちがいる一方で、ジップラインの安全性、レストランスタッフだけでなく客を巻き込んだ事故の可能性を危惧する声も多い。
編集ライターB?o
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探している。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます！
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