ドリアン価格3倍に中国需要が後押し

昨年ベトナム産ドリアンの中国への輸出が正式に許可されたことを受け、ドリアンの仕入れ価格が1キログラム当たり15万~19万と、前年比約3倍までに膨れ上がっている。ベトナム産ドリアンの中国への輸出は昨年9月から正式に許可された。しかし輸出が認められているのは、条件を満たした栽培農園で栽培されたドリアンのみ。また梱包と品質についても、多くの厳しい基準に合格する必要がある。

ドリアンの産地として知られるベトナム南部のティエンザン省では輸出基準を満たすことができる商品が限られていることもあり、需要の3~5割程度しか供給ができていない。同省は「今後は農地承認の拡大が課題」と述べている。

ベトナム果物野菜協会によると、対中国向けドリアン産地の競合先はタイとフィリピンだが、ベトナムは一年中輸出が可能、かつ輸送日数が最短1.5日と短いことで鮮度や輸送費の上で大きなアドバンテージがあると語っている。

引用元:VN express 2月5日
※本記事はソースの翻訳情報のため、内容が変更される場合もあります。

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