ニャチャン海洋学研究所が中秋節に水中ライオンダンスを披露

中秋節を祝うイベントとして、カインホア省ニャチャンの海洋学研究所で、水中ライオンダンス(獅子舞)のパフォーマンスが披露された。水中ライオンダンスのパフォーマンスは9月28日と29日の2日間にわたり開催された。1回の公演は約20分。色とりどりの魚の群れが美しく泳ぐ深さ2.5m、長さ15mのガラスの水槽内でパフォーマンスを披露したのは、酸素ボンベを携えライオンの頭をかぶった2名のダイバーと、地元の男性役を演じた1名のダイバーの計3名。

驚くべきは、この3名の演者が研究所の技術職員であることだ。彼らの日々の仕事は水槽の生き物の調査と監視。潜水の経験も豊富とはいえ、観客の前で華麗なダンスパフォーマンスを披露するには、多くの練習を積まなければならなかった。酸素ボンベだけでなく、腹部に鉛を装着してパフォーマンスに臨んだ彼らは「水中ライオンダンスの最大の難関は、自分自身がバランスを崩さないよう姿勢を保ちつつ、大きいライオンの頭が浮かないように支えながら演技しなければならない点でした」と話す。ライオンの頭は特殊な接着剤で強化されており、長時間水に浸しても損傷されないよう工夫されていた。公演を観た来場者たちは皆口々に「斬新でユニーク」と褒め称えながら大興奮の面持ちで写真を撮っていた。

海洋研究所の担当者によると、海洋博物館はこの水中ライオンダンスのパフォーマンスを皮切りに、今後も一般来場者向けにさらに特別なプログラムを実施していく予定とのこと。

Bao
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探してます。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます!

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