特定の製品やサービスのレビューを共有するTikTokerやYouTuberはますます増加している。TikTokerによってレビューされた飲食店や商品は、即座に話題となるが、振り回される飲食店側から見れば嬉しいことばかりとは限らない。ホーチミン市の飲食店のなかには一部TikTokerの入店を禁止する飲食店もあり、飲食店経営者・TikTokerたちの間で様々な意見が交わされている。
料理やサービスに対して否定的な口コミが寄せられた場合「反論や回答はせず、指摘を受けた料理やサービスの質を上げる努力をする」と大半の飲食店経営者が答える。「業界の性質上、万人を満足させるのは不可能。できるだけ多くの顧客を満足させることに注力する」「過剰に反応したり、問題点を無視したりせず、評判の悪化回避と既存顧客の維持に努める」のが経営者の対処法だという。
TiktokerやYoutuberのレビューをきっかけに、客足がぐんと伸びたレストランもあるが、ソーシャルメディア上で話題を集めて有名になることには、メリットとデメリットの両方がある。突発的に人気店になると、トレンドを追って並ぶ若者たちで混み合い、良質のサービスを提供するのに十分な人的資源管理が追いつかないと、飲食店経営者たちは懸念する。
「TikTokに取り上げられることに不安を感じる」「非常に複雑で制御が難しいプラットフォームなので、TikTok上の広告を制限している」という飲食店が増えているのが現状だ。
編集ライターB?o
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探している。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます！
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