毎年発表される「アジアのベストレストラン50」の2023年版にベトナムから1店舗がランクインした。サンペレグリノとアクアパンナが公式スポンサーを務める国際的なランキングであり、世界各国300人以上の評論家、シェフ、レストラン経営者、著名な美食家などが実際のダイニングエクスペリエンスに基づいて投票し、決定する。世界版は2002年、アジア版は2013年より毎年発表されている。
今回見事40位にランクインしたのはホーチミン市内のフュージョン料理店「アンアン・サイゴン(Anan Saigon)」。メインシェフは、世界的な有名レストランで修行を積んだベトナム人シェフ、ピーター・クオン・フランクリン氏。バインセオ、魚のすり身、春雨、フォーなどのベトナムの郷土料理をベースに、世界の料理のエッセンスを加えた、独自のベトナム料理を提供している。営業時間は月曜日を除く毎日午後5時から。同店は2021年に「アジアのベストレストラン50」に初選出されており、今回は2度目の選出となった。公式ウェブサイトは、「オーナーシェフのピーター・クオン・フランクリン氏はこの店で、昔ながらのストリートフードとモダンで独創的な高級ダイニングを融合させている。料理には彼のフュージョン主義の料理哲学が体現されている」と評価。
2023年版「アジアのベストレストラン50」では中国からは12軒、日本からは10軒、タイとシンガポールからは9軒ずつ、韓国とインドからは4軒ずつ選出された。
編集ライターB?o
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