ホーチミン市1区の青年文化センターにおいて、3月30日～4月2日までの4日間にわたり「バインミー祭り」が開催され、5万人以上の来場者が訪れた。ホーチミン市のみならず全国から集まったレストラン、バインミー店、サプライヤーなどが120のブースを出店。105種のバインミーレシピのデモンストレーション、ベトナムの特産野菜や果物から作られたバインミーの展示、セミナーなども行われた。
「バインミー祭り」は、世界の観光市場に向けてバインミーのユニークさと魅力を伝えることを通じ、ベトナムのイメージの強化ならびにその多様性と魅力の周知をはかることを目的に、今年初開催された。「Nguy?n Sinh」「B?y H?」「Grandma Lu」などのバインミーの有名店がこぞって出店し、連日数千人の来場者が列を成した。
豚肉やハム、レバーペースト、生野菜、キュウリ、なますを挟んだ定番のものだけでなく、魚、餃子、塩卵、シュウマイなど、地域ごとの具材のバリエーションの比較を楽しみに訪れた人も多い。キャッサバ、卵黄、バナナの粉が入ったバインミーなどもあり、バインミーのバリエーションの豊かさが際立った。また会場内には海鮮料理、タイ料理、機能性食品や雑貨の店なども出店し、フードフェアさながらであった。
会場で販売されていたバインミーの平均価格が3万VND程度と少し高めであったことなどへの不満も聞かれたものの、毎年恒例行事として今後も開催が続くことを期待する声が多かった。
編集ライターB?o
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